大型自動回転ドア「ミライツアー」は、安全性を配慮し、国土交通省・経済産業省「自動回転ドアの事故防止対策に関するガイドライン」及び日本工業規格「JIS A 4721自動回転ドア・安全性」に準拠するとともに、欧州prEN12650を始め、世界の関連基準やスタンダードもクリアしています。

超音波センサーや赤外線センサーなどの各種センサーでドアとの接触を未然防止するとともに、万一、人や物が挟まれた場合は、ドア先端部の曲折により衝撃を吸収します。同時に回転ドアは速やかに停止します。

また、ドアパネルや円形枠などは、アルミニウム製を採用したことで、軽量化による衝撃力の低減を図っています。 これまで多くの回転ドアが、中央部をショーケースとして利用していますが、「ミライツアー」はショーケースを無くすことで、回転ドア内部の空間を有効利用できます。そのため、大勢の人の通行やショッピングカートなども安全な通行が可能です。中央部のドアを折りたたむことによってさらに広い通路が確保でき、商業施設やショールームでは大型荷物や車などの搬入を容易にするとともに、非常時の避難通路にも役立ちます。

建物の内部と外部を常に遮断していながら通行可能な回転ドアは、風の吹き込みやドラフト現象を抑え、室内の空調効率を高め快適な室内環境を創り出します。また、冷暖房効率を向上させ、空調設備のエネルギーが削減されることから、CO2の発生を抑え地球環境に優しいエントランス設計となっています。