安心・丁寧な点検のご案内

長野ナブコは、自動ドアのリーディングカンパニーならではの豊富な業務経験を活かし、独自のメンテナンスサポートファイルを作成してみなさまの保守点検に対するあらゆるニーズにお応えしています。
長野ナブコは自動ドア安全ガイドラインに則したきめの細かい点検を実施しております。

重要チェック項目

自動ドアのトラブルは主に以下の各部分の消耗・故障に起因することが多く、特に重点的なチェックが求められます。さらに精密機器等を含む箇所もあるため、プロによる点検が不可欠となっています。

チェック項目一覧はこちら

開閉スピード
ドアの開閉スピードが適切でない。
(衝突・挟み込み事故の危険性)
事故防止のため自動ドア安全ガイドラインに則した開閉スピードに調整します。 開き速度は500mm/秒以下、閉じ速度は350mm/秒以下に調整。 障害者・高齢者・お子様連れのご利用が多い場合、それぞれ400mm/秒以下・250mm/秒以下に調整します。
センサーエリア
センサーエリアが狭い。
(利用者の感知が遅れる)
センサーエリアが狭いと、
利用者のスムーズな存在検出ができなくなり、
衝突事故や挟み込み事故が発生する危険性が高まります。
利用状況に適した検出範囲の設定が必要です。
指挟み・引き込まれ
ドア本体と各部位との間に隙間がない
(指挟み・引き込まれ事故の危険性)
ドア本体と方立、戸尻とたて枠との間に充分な隙間がないと、お子様などが指を挟んだり、引き込まれたりする事故の危険性が高まります。 指挟み、引き込まれ事故防止のために30mm以上の隙間の確保が必要です。
起動センサー
センサーが正しく感知しない。
(誤感知を起こす)
センサーは自動ドアが停止中もドア周辺の状況を常に読み取っています。温度や湿度、太陽光など設置した環境の影響を受けやすく、そのため使用状況に応じた調整と誤感知防止のための定期的な点検が不可欠です。
レール・吊車
レール・吊車の消耗。
(ドアのスムーズな開閉の妨げ・モーターへの負担)
レール・吊車が消耗するとドアの動きがガタつき、スムーズな開閉を損ないます。
定期的な点検で消耗具合をチェック。
場合によってはパーツを交換することによって長く快適にご使用頂けます。
補助センサー
補助センサーが働かない。
(挟み込み事故の危険性)
自動ドアには、通行中もしくはドア走行部に人が立ち止まっている間、ドアが閉じないように光電式の補助センサーがついています。 補助センサーが働かないと挟み込み事故が発生する危険性があります。定期的にセンサーのチェックをし、事故を未然に防ぎます。
モーター
モーターの劣化。
(ドアが開閉しなくなる)
モーターの劣化は、モーターを動かす各部品の動作に影響します。 ドアの開閉スピードが設定値より遅くなったり、消耗がさらに進んだ場合、開閉しなくなります。定期的な点検で駆動軸の変形、磨耗をチェックして開閉動作に支障をきたす前にメンテナンスします。
各部取付ボルト
各部取付ボルトのゆるみ。
(ドアのきちんとした閉じの妨げ)
各部取付ボルトは、ドアの開閉動作による振動などで少しずつゆるみが生じます。 ゆるみが大きくなると、ドアがガタつき、きちんと閉じなくなります。 定期的メンテナンスでボルトのゆるみを解消して適正な取付状態を維持します。