長野県立木曽病院外壁改修工事

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概要

◆改修の背景と目的:

経年劣化により外装タイルの浮き、クラックが発生し、タイルの剥落の危険を防止する必要性から外壁の全面改修が計画されました。 長期的な安全対策や施工性などを検討した結果、金属パネルにてカバーする工法が採用されました。

◆改修工事の内容:

既存の外壁タイルはそのまま残し、金属パネルにて外壁全面を覆いました。

◆金属パネルの仕様:

アルミ2.0㎜厚 セラミック系超耐候性焼付塗装仕上げ (一部)特殊木目熱転写仕上げ

◆改修工事の期間:

2016年8月中旬~2016年12月中旬(施工期間)

◆施工の概要:

建物を使用しながらの施工のため、オールアンカー打込み作業に際しては事前に騒音、振動等のテストを行いました。
オールアンカーは、タイル下地部分を貫通しコンクリート躯体に確実に固定されるようボルトの長さを決定しました。
アルミパネルは軽量で施工性も良いため工期の短縮を図ることが出来ました。また、軽量であることは建物への負荷も軽減できます。さらに特殊な表面処理により耐候性と意匠性の両立が実現できました。

◆改修工事の結果:

外装タイルの剥落の危険防止対策がなされ、また、建物の外観が一新されイメージアップがはかられました。既存のサッシはそのまま使用しましたが、サッシまわりのタイルを一部撤去することにより、金属パネルとの取り合いもすっきり納めることができ、違和感なく大変きれいな仕上がりとなりました。