長野赤十字病院改修工事【引戸から回転ドアへ】

  • 長野赤十字病院改修工事【引戸から回転ドアへ】

    改修前

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    改修後

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    改修後

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    改修後

概要

◆改修の背景と目的:

従来、病院の正面玄関には一般的なスライドタイプの自動ドアが設置されていました。それまでは冷たい風が院内に吹き込んでくるため、冬の間は正面玄関を閉鎖せざるを得ませんでした。1年中正面玄関を使用したいとの要望から様々な調査、検討の結果、回転ドアの導入が決定されました。

 

◆改修工事の内容:

既存のスライド式自動ドアをサッシごと撤去し、撤去後の躯体開口に直径4,800㎜の大型自動回転ドアを設置しました。

 

◆回転ドアの仕様:

オランダブーンイダム社製デューツアーは、2ウイングタイプの大型回転ドアです。2ウイングタイプの最大の特徴は、車椅子やストレッチャーなどの通行も容易にする広い歩行区画に加え、直線的に通行できるメリットがあります。また中央部のセンタードアには自動スライドドアが搭載されており、気候が穏やかな時に回転を止めて一般の自動スライドドアとして使用したり、緊急時の避難通路として開放するなど多様な運用が可能です。

 

◆回転ドアの安全性:

オランダで回転ドアの製造を開始してから100年以上の歴史を誇るブーンイダム社製の回転ドアは、欧州の厳しい標準規格に準拠して製造され世界中に輸出されています。また、日本においては国のガイドラインを満足するにとどまらず、さらなる高い安全対策を具現化したものを標準仕様としています。

◆回転ドアの効果:

年間を通して病院内を理想的な温度に保つことが出来るようになりました。強風の吹き込みが一切なくなり待合ロビーの寒さが解消されました。また、冬場の暖房のみならず、夏場の冷房エネルギーの削減にも貢献でき、クリーンな環境と安全なエントランスを維持することが出来るようになりました。

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